かつお君はバケツ持って立たされている
子供の頃の思い出にムクフローリングが登場する
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2005年10月02日(Sun)
かつお君はバケツ持って立たされている
さざえさんの弟、カツオ君がバケツ持たされて廊下に立っている絵を見たことがありますか?
ありそうでないことの一つに加えたいくらいです。 小生の世代の方ならば、歩けばギシギシ音をたてるフローリングの記憶とともにそんな経験に似たことがらは一つや二つはきっと有るはずです。 カツオ君が廊下に立たされているストーリーを放映することすら不信感をかってしまいそうな世の中の流れに悲しい思いをさせられます。 小生の子供の頃の教育が必ずしも100点満点では無いにしろ、そんな思い出の情景のバックには、ひび割れたムク板張りのフローリングや油くさい腰板張り、雨漏りの浸みまるけで、そんなことを気にもとめないでコークスのストーブの廻りに集まれと、お弁当箱を暖めてくれることを授業より優先してくれた先生の優しさ。 そんな環境で、授業態度が悪いから出て行けと怒鳴られている友達を横目で追う目のオドオドした目の底には一点の曇りもない。 ぶつかっても大怪我にもならない壁、踏んづけて穴が空いても板を打ち足せば、即修復完了の板張り廊下。 学校の防火規定があの頃のままで現代まで変化がなければ、コンクリートに囲まれて怪我をすることもなく、アスベストで今更騒ぐ必要もなく、そして、そして、木の香りと柔らかさに包まれて育っていれば、きっとカツオ君はバケツを持って廊下に立っていただろうに。 なんて日本人は知恵がない国民になってしまったのだろう。 せめて住まいは木に囲まれた子供にとっての精神的オアシスにして上げたいものですよね。
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